- Adobe Experience Manager(AEM)Assetsの一部としてその価値を最大限に引き出すプラットフォーム「Content Hub」を提供開始、複数のチームがブランド承認済みのアセットを簡単に検索、編集、リミックス、配信可能に
- AEM Assetsは、The Coca-Cola Company、Henkel、Prudential Financial、T-Mobileなど、世界的な企業がコンテンツサプライチェーンの中核をなす数百万ものアセットの管理と活用に利用する、業界をリードするデジタルアセット管理システムで、大規模なパーソナライゼーションなど成長戦略の推進にも貢献
- 生成AI「Adobe Firefly」を搭載したAdobe Expressと連携することで、統合された強力な編集機能を提供し、webサイト、モバイル、SNSなどのチャネル向けに新鮮なコンテンツを制作する能力を向上
【2024年8月9日】
※当資料は、2024年6月27日に米国本社から発表されたメディアアラートの抄訳です。
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、Adobe Experience Manager(AEM)の新機能「Content Hub」の提供開始を発表します。Adobe Experience Manager(AEM)Assetsは、マーケティングキャンペーンやデジタル体験の制作に欠かせない画像、動画、その他のコンテンツライブラリを全体にわたって管理する、業界をリードする企業向けデジタルアセット管理システム(DAM)です。AEM Assetsは、フォーチュン50企業の多くで使用されており、メディア企業上位10社のうち8社、金融サービス企業上位10社のうち9社、小売企業上位10社のうち8社が導入しています。ASICS、Cisco、The Coca-Cola Company、Henkel、Prudential Financial、T-Mobile、Volkswagenなど、世界中の企業が利用しています。
Content Hubは、企業が保有するクリエイティブアセットの、組織横断的な、あるいは外部パートナーが関与する際の活用方法に新たな道を拓き、大幅な効率向上を実現します。新しく使いやすいUIが提供されるため、チームはブランド承認済みのあらゆるアセットにいつでも簡単にアクセスでき、Adobe ExpressとAdobe Fireflyの生成AI技術を通じ、オールインワンのデザインツールを既存のワークフロー内から直接利用できるようになります。Content Hubは、適切なアセットの再利用の促進と非一貫性の解消によって無駄な作業を省き、使用状況の分析機能や、機密保持を要するコンテンツ配信におけるガバナンス制御も提供します。この製品により、マーケティングキャンペーンの実施やパーソナライズされた顧客体験の提供において、すべての企業にとって不可欠なエンドツーエンドのビジネスプロセス、すなわちコンテンツサプライチェーンの中核部分を最適化することができます。ほとんどの組織において、このプロセスは断片化されたワークフロー、チーム、システムで構成された迷路であり、しばしば機能不全に陥っています。
Adobe Experience Cloudの戦略および製品担当バイス プレジデントであるロニ スターク(Loni Stark)は、次のように述べています。「今後数年間で急増が見込まれるコンテンツ需要に応えるため、マーケターはますます大きなプレッシャーにさらされています。そのため、健全なコンテンツサプライチェーンの基盤となるアセットの効果的な管理が企業にとって非常に重要になっています。Content Hubは、企業にとって意味のあるアセットを誰でも見つけ、リミックスできる使いやすいUIを提供することで、このプロセスを支援します。これにより、SNSなど目まぐるしく変化するチャネル向けの新しいコンテンツ制作を促進し、実績のある方法で生産性を向上させることができます。」
AEM Assets のContent Hubの特長は以下の通りです。
- 使用可能な関連アセットの検索:Content Hubを使えば、ブランド承認済みのアセットを見つけるのはブラウザ検索と同じくらい素早く簡単なものになり、ユーザーは既存アセットの効率的な再利用と創造的なアイデア創出の両方を実現できます。「ロゴ」、「アウトドア」、「ピンク」などの単語や、「ホリデーシーズンのプロモーション」、「冬のハイキング用品」などのフレーズなど、さまざまな検索パラメータを使ってアセットを検索できます。また、スマートタグ機能を使ってアセットに重要なキーワードを自動タグ付けして検索性を向上させることもできます。
- ブランド承認済みアセットを活用した顧客体験の作成:Content Hubの操作環境から直接、生成AIのAdobe Fireflyを搭載したAdobe Expressにアクセスできるため、ユーザーは既存のワークフローを離れずにアセットをリミックスして新しいデジタル体験を作成できます。ワンクリックでAdobe Expressのエディターを起動し、コピー文の追加からサイズ変更まで、迅速な調整が可能です。さらに、Adobe Expressに搭載されたAdobe Fireflyによって背景の差し替え、オブジェクトの追加、異なるビジュアルスタイルの制作など、新しいバリエーションが作成できます。このようにコンテンツバリエーションの制作が容易になり、大規模なパーソナライゼーションが可能になります。
- アセット管理コントロールの一元化:Content Hubは、管理者が新製品のローンチなど機密性の高いアセットへの関係者のアクセス管理や、AI生成コンテンツがブランド基準に沿うようにガバナンスコントロールを行うことができます。また、アドビのアプリケーションにおけるAIの使用状況を透明化するために、Adobe Fireflyが搭載された機能では、出力されたコンテンツにコンテンツ認証情報が自動的に付与されます。これはデジタルコンテンツの成分表示ラベルの役割を果たす、改ざん検知可能なメタデータで、コンテンツの作成や編集プロセスにAIが使用されたかどうかなど、コンテンツに関する詳細な情報を提供します。
- 継続的な改善に役立つインサイトの獲得:アセットの使用状況に関する詳細な分析(ファイルタイプ、画像の特徴など)は、組織全体でアセットがどのように使用されているかをより深く理解するのに役立ちます。制作チームは これらのインサイトをもとに使用頻度の高い特定のファイルタイプやビジュアルスタイルにリソースを集中させるなどして、アセットの作成アプローチを改善することが可能になります。
ブランドに沿ったパフォーマンスの高いコンテンツをマーケティング部門が迅速に計画、作成、管理、公開、測定できるようにする、Content Hubのこれらの機能は、次世代の生成AIファーストアプリケーション「Adobe GenStudio」にも搭載される予定です。
■「アドビ」について
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アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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